こんなに簡単・便利 PowerPoint講座(基礎編)

過去にKashiProが開催したパソコン講座の中からとても好評だったPowerPoint講座をWeb学習用に再編集をしました。この講座は4時間にわたるもので基礎編と動画などを使ったプレゼンテーション資料を作ることができる応用編にわけて開催したものです。

まずは、基礎編です。

PowerPointというとなかなかなじみのないものかと思います。プレゼンテーションなんてやらないしWordやEXCELができれば十分という方が多いのではないでしょうか? しかし、PowerPointでコツをつかめば、「こんなに簡単・こんなに便利」と絶対思っていただけるのではないでしょうか!

基礎編では、テンプレートを使ってオリジナルカレンダーを作ることやWordでは定番の年賀状作りに挑戦してみましょう。

それでは、PowerPointを立ち上げて新規作成をします。

他のオフィスソフトと同様にオプション設定で、PowerPointを起動したときにスタート画面を表示するかどうかの設定ができます。皆さんのオプション設定がどのようになっているかわからないので、下図はスタート画面表示ありとなしの時に新規作成をするにはどうしたらよいかを説明しています。皆さんがPowerPointを使いこなすようになってから、どちらが使いやすいかによってオプション設定を変更すればよいと思います。ちなみに私はスタート画面表示なしです。

新規作成にすると、”タイトルを入力”という見慣れない表示が出てきます。初めての方は、なぜこの表示が出るの? という疑問を持たれるのではないかと思いますし、これがPowerPointになじめない理由のひとつだと思います。下図はどうしてこの表示が出てくるのかを説明しています。デフォルトでこの設定になっているわけなので、これについても表示を消したり別の設定にすることもできます。これについても私は新規作成では白紙表示になるように設定しています。


スタート画面が出ていることのメリットは、下図のようにいろんなテンプレートを使うことができるということだと思います。テンプレートはいろんなカテゴリ分けがされていてテンプレートを使いこなしている方にはとても便利な機能だと思います。


スタート外面のテンプレートを使ってもいいですが、ここではマイクロソフトのインターネットに公開されているテンプレートを使ってオリジナルのカレンダーを作ってみましょう。

マイクロソフトのカレンダーを作ろう! 左をクリックするとマイクロソフトのページにジャンプします。

このページにはマイクロソフトのオフィスアプリで作ることができるいろんなカレンダーのテンプレートがあります。当然、対象のアプリはPowerPointだけでなくWordやExcelも対象になっていますが、ここではテンプレートにPowerPointと書かれているテンプレートを選びます。テンプレートを選び写真枠のところに自分のオリジナルの写真を挿入したり、コメント欄に粋なメッセージを入れることによりオリジナルのカレンダーが簡単にできるというものです。基本的なレイアウトはプロのデザイナーが作成しているので、あとは出来上がりをイメージして好みのテンプレートを選んでやれば高品質のカレンダーができるわけです。


ここではアニマルカレンダーを作ってみました。PowerPointと記入されたテンプレートを選びクリックするとPowerPointファイルのテンプレートをダウンロードをすることができます。このダウンロードしたファイルをクリックするとPowerPointが起動してカレンダーを編集できる下図のような画面になると思います。

下図のテンプレートで作成したい月のカレンダーを選んで写真枠をクリックしてファイルエクスプローラーで保存しておいたペット写真を選んでオリジナルカレンダーを作ります。また、コメントやコメント枠の色を変更したりしました。


ということで下図のような5月のカレンダーができましたので、下図に従って新規保存を行います。

以上のテンプレートを使ってやると非常に簡単にカレンダーやポスターやプレゼンテーション資料を作れることが分かったかと思います。ここではマイクロソフトのホームページにあるテンプレートを使いましたが、PowerPointのスタート画面にあるテンプレートを使っても同様なものを作成することができます。


次に、テンプレートを使わないで全くの白紙状態から、Wordでは定番の写真入り年賀状をPowerPointで作ってみましょう。こういった年賀状はWordで作るよりPowerPointで作ったほうが簡単に高品質のものができると思います。




まずは、新規作成画面を白紙に設定します。下図に従って行ってください。


年賀状なので、PowerPointの編集画面を「はがき(縦)」のサイズに設定してから編集します

下図のスライドの順番に従って作業を行ってください。




PowerPointの編集画面に表示されるのは、「はがき」サイズなのでここで写真は文字を年賀状用にレイアウトしていきます。



年賀状の文字を入力するためにテキストボックスの設定です





このように「謹賀新年」と入力できます。ここまではWordのテキストボックスと同じなのでお気に入りのフォントやカラーに変更することができます。

いろいろやってみるとWordよりも簡単に変更できるのがわかると思います。

次は、年賀はがきに正月用の写真を挿入する方法です。


ぜひ、あらかじめ挿入する写真を選んでフォルダも決めてから作業を行ってください。


今までやってきた方法を駆使してさらに年賀状を仕上げていきます。



実は、PowerPointでは挿入する写真に対し下図のようにいろんな編集機能があります。

画像を明るくしたり、色を修正したり、アート効果を入れることができます。

写真用の画像編集ソフトを用意することなくPowerPointだけで、かなりのことができます。ぜひ、使いこなして高品質な年賀状を作成してみてください。


編集が終了したら保存をします。


今までの作業をまとめると下図のようになります。


ここまでの作業をマスターすると下図のようなポスターや資料などは簡単に作れることがわかると思います。

ぜひ、使いこなしてください。

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