KashiPro(カシプロ)開催のスクラッチプログラミング講座をWebでのプログラミング学習用に再編集しました。
まずは、基本中の基本でまとめましたがこれだけで充分楽しめるプログラムを作ることが出来ると思います。
それでは、スクラッチ3.0のプログラミング学習を開始しましょう。
インターネットにつながったWindowsやMacのPC、GoogleChromeBookやタブレット(Windowsタブレットやipad)またはスマホでも動かすことができます(ただし、画面が狭く殆ど使えないですが・・・) 要は、GoogleChromeやMicrosoft Edgeのブラウザ上でこのページを見ている状態であれば今すぐスクラッチプログラミングを始めることができます。
それでは、↓のスクラッチロゴをクリックしてプログラミングエディタを起動しましょう。
上のロゴをクリックすると下図のスクラッチエディタのスタート画面が起動したはずです。
スタート画面の ”作る” をクリックしましょう
ここでエディタ中央下部に再生ボタンが表示されています。これをクリックすると動画でスクラッチプログラミングの基本を教えてくれます。これだけでも大枠の理解は可能です。ぜひクリックしてみてください。
このチュートリアルが不要であれば×をクリックして閉じてください
さて、このスクラッチエディタ画面のエリアと基本用語を覚えましょう。
黄色のハッチングで囲まれたのがエリアの名称になります。ブロックパレットの部分は上面のタブをクリックすることによりコスチュームや音の編集をできるようになりますが、今回はコードタブのみで説明していきます。(コスチュームや音のタブは応用のところで説明します)
ブロックパレットエリアは左端にカテゴリ分けされた機能に従ってコードブロックがカラーパレットのように並ぶエリアです。ここに表示されるブロックを選んでスクリプトエリアにドラッグアンドドロップして組み合わせることによりプログラミングできるわけです。なおこのプログラムは右側に書かれているスプライトに対してプログラムをするので、スプライトを切り替えるとスクリプトエリアのプログラムの表示も切り替わることになります。
ステージは、プログラムを実行するとスプライトがプログラムの内容に従って動くのでプログラムが思った通り動くかどうかをこのステージ上で確かめることが出来ます。ステージの右上のアイコンをクリックすると大画面になり、プログラムが完成したら大画面で作品を楽しむことが出来ます。また、左上の🔴はプログラムの停止のためのアイコンでこれをクリックするとすべてのプログラムをストップすることが出来ます。
また、ステージの背景画面を右端の背景エリアを選んでやることで作成したゲームプログラムなどの演出効果を最大限に引き出すことが出来ます。
コードブロックのカテゴリは下図のように命令の機能ごとに色分けされています。コードブロックを把握するとベストですが、これらのカテゴリ名がどのような役割を持っているかを大まかに理解しておくのが良いでしょう。
さて、下図の指示をプログラムに反映させるには・・・・どのようにしたらよいでしょうか?
上の指示をスクラッチエディタに反映には下図のとおりに行ってください
下図が、”10歩動かす”ブロックをスクリプトエリアに移動した状態です。
さて、動かしたブロックを下図のようにマウスカーソルを合わせてクリックしてみてください。
ステージ上のスクラッチキャットはどのような動きをしたでしょうか?
スクラッチキャットが右にちょっと(10歩分ですが)動いたと思います。
このようにブロック命令をクリックすることで、このブロックがどのような働きをするかを確かめることも出来るわけですね。もちろん、複数のブロックを組み合わせた状態でブロック群をクリックしてもその通りの動きをしてくれます。
さて、このブロックを10回連続でクリックしてみましょう。どんな動きをしましたか?
さて、次は下図です。
ブロックの中の数字のところにマウスのカーソルをあててクリックし、値を10からー300(マイナス300)に変更してクリックしてみましょう。
クリックすると下図のように右端にいたスクラッチキャットが左端に移動しましたね。
このように、ブロックの中の数字(歩数)を変更すると移動量が変わることとマイナスがつくと移動の方向が変わることがわかりましたね。
さらにプログラミングらしくしていきましょう。
左端の制御カテゴリアイコンをクリックして 下図の ”ずっと”ブロックを探しスクリプトエリアにドラッグアンドドロップしましょう。そして ”動かす”ブロックの中の数字を10に戻しドラッグアンドドロップした ”ずっと”ブロックと下図のように合体してください。
合体したブロックをクリックすると・・・・・・ずっと右に動こうとしていますね。
次に、ステージ上で思った通りに動かす命令ブロックを使ってみましょう。下図の指示通りにやってみてください。・・・・・もうわかりますね。
引き出したブロックの中の数字を下図のように変更します。
この状態で4つのブロックをランダムにクリックしてみてください。
どうなりましたか?
このブロックにはX座標とY座標と表示されているので、ステージ上はX座標とY座標で位置が決まっていて、このブロックの数字通りにスプライトを移動できることがわかりましたね。これらを組み合わせてゲームのような動きをさせているわけですね。
次は、下図のブロックと指示ですね。色を確認するとやはり制御ブロックですね。
ブロックの中の ”ミドリのハタ”は、ステージ上の ”ミドリのハタ” ですね。このハタがクリックされたときに、このブロックにつながった命令を実行してくれるというわけです。
🔴でストップ、”ミドリのハタ”でスタートと、ステージの中のスプライトつまり全体のプログラムを制御できるわけです。
さて、次のブロックを組み合わせて ”ミドリのハタ”をクリックしたらスクラッチキャットはどのような動きをするか想像してから実際にブロックを組み合わせて ”ミドリのハタ”をクリックしてください。
どうでしたか?
さて、組み合わせたブロック群の動きを下図のように言葉にしてみました。(動く歩数は10歩を1歩にしてますが)
このように言葉にするとわかりやすいですね。また、スクラッチのブロック命令は言葉で表現しやすいので難しいフローチャート化にとらわれず言葉で考えるようにしても良いと思います。
それでは、課題に取り組んで頂きたいと思います。
課題が言葉で書かれています。これをブロックの組み合わせに変換してみてください。
上記に合わせて使うブロックは下図のものです。探すときはブロックの色に注目して探してみましょう。
以上 スクラッチプログラミング(基本)でした。
0コメント